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ヤヤキタ農園

ヤヤキタ農園のイチオシの野菜

季節の味と野菜本来の味を合わせて堪能
冬の彩り野菜8種セット

雄大な自然の中で育てた、元気で安全なお野菜セットです。

農薬・化学肥料は一切使用せず、肥料も最小限、もしくは無施肥で栽培するので、お野菜が本来持つ生命力が最大限に引き出され、お客さまからは『とってもみずみずしく、素直で、濁りのない味がする!』と好評を頂いております。

当園自慢のお野菜を、ご自宅で存分にご堪能くださいませ!

主要品目の栽培スケジュール

1月2月 3月4月 5月6月 7月8月 9月10月 11月12月
スナップエンドウ
玉ねぎ
じゃがいも
人参
きゅうり
ミニトマト
ナス
ゴボウ
大根
ほうれん草
ブロッコリー

Farmer Profile

車 庄三
(くるま しょうぞう)

車 庄三

栃木県宇都宮市出身。慶応義塾大学を卒業後、東京でメーカーやコンサルティング会社で勤務。その後、代々先祖から受け継ぐ田畑を守るべく地元に戻り、2010年にヤヤキタ農園をスタート。無農薬・無化学肥料を基本に、極力地球環境にやさしい低炭素野菜というコンセプトを考案し、消費者と環境にやさしい食材づくりを行なっている。家族は奥さんと2人の娘に猫が一匹。

"低炭素農業"の提唱者

 機械化、工業化の進む農業とは一線を画し、より環境負荷の低い農業を目指して営農を行なう車さん。畑の土作りから農作物の宅配まで、CO2の排出を出来る限り抑えた"低炭素野菜"というコンセプトで、作物のエネルギーを最大限に引き出すようなこだわりの農業を行なわれています。そんな車さんに、現在の営農に至る出来事や農業へのこだわりを聞いてきました。

大江

担当:大江

ーー車さんが農業というお仕事を選ばれた理由はなんですか?

 私自身、出身は宇都宮なんですけれど、うちの親がここ(栃木県那須郡)の出身で、代々農家の家系だったんです。家と畑を持っていたのですが使ってなかったんですよね。

ーーご両親は農業をされていなかったんですか?

 うちの親は農業なんかやりたくないって言っていてね(笑)じいちゃんが戦死して、ばあちゃんが農業をやっていたんですけど、ばあちゃんももう何十年も前に亡くなっていて。家の畑は親戚の人に任せて、畑作業をやってもらっていたんですよ。

 でもその親戚も何年か前に倒れちゃって。「もうちょっと畑作業はできないよ」って言われてしまって。そのとき、私はそれまでは東京で働いていたんですが、「よし、じゃあ帰るか、畑ほっとくわけにはいかないもんな」ってなったことがきっかけですね。

ーー栽培方法の中でも、有機栽培を選ばれた理由はなぜですか?

 やっぱり自然に負荷が出来るだけかからない農業をしたいなっていうところですね。農薬を撒いてまで食べたいかって。私の研修先の農家さんが無農薬栽培の農家さんで、そこで自分は農薬と化学肥料を使わない栽培方法を学びました。

 なので、(除草剤を使わないので)畑は草ボーボーですよ!(笑)

ーーボーボーですか!?笑

 そうですボーボー(笑)

 大体の他の有機農家さんってみんな堆肥を入れるんですよ、牛糞とか豚糞とか鶏糞とか。

ーー動物糞の堆肥利用は一般的ですね。

 ただ、ふつうの養豚場って見たことありますか?すごく太った豚がただ餌を食べて糞を出すだけ。大体そうした養豚場の糞を堆肥として使ったりするんですけど、私はそれを見て何食わされてるかわかったもんじゃないと思って(笑)

ーー確かに、量産型の養豚場などは「不透明な部分」が結構ありますね・・・

 たぶん薬もいっぱい使われていてね。抗生物質もたくさん打たれているだろうし。自分はそんな環境で育った家畜の糞は使いたくないなって思いましたね(もちろん、こだわってやっている養豚業者さんもいるので、全部が全部そうしたやり方ではないと思うんですが)。

 そんな堆肥に加えて、通常は木のチップなんかも混ぜて堆肥を作ったりするんですけど、そのチップに使われる木も、防腐剤とか、何が使われてるかが分からないじゃないですか。

 私はそうした不確かなものは使いたくないので、動物性の堆肥は一切入れないで、草などを鋤き込んで堆肥代わりに使ってやってます。だから毎年草も生えてきちゃうんですが・・・。

ーー営農を行なう上で、ヤヤキタ農園さんのこだわりについて教えてください。

 うちのこだわりは低炭素ですね。なるべく自然に負荷をかけないような農業を目指しています。よくCMとかで低炭素の社会へってあるじゃないですか。あれの「低炭素」の部分をもらって、なるべく資源を使わない農業を"低炭素農業"、その方法で採れた野菜を,"低炭素野菜"と呼んでます。

ーー二酸化炭素(CO2)の排出を抑えた農業ということですね。

 そうですね。私がいた研修先もそうだったんですけど、大きい農家になると・・・

何でも機械でやるんですよね。収穫はもちろんのこと、種蒔きや除草、乾燥作業なんかも。

 例えば、ほうれん草の場合、マルチ栽培ってご存知ですか?野菜の生育を促進させるために、畝や野菜の株元の土をポリエチレンフィルムなどで覆う栽培方法で、よく黒いビニールが畑を覆っている光景を見られたことがあるかと思います。

 マルチを使う事で、太陽の光を遮断して、雑草を生やさないようにするんですけど、何かマルチ栽培とかを見てきたら(畑がビニールだらけになっている光景なんかを見たら)、無農薬栽培や減農薬栽培、有機栽培といっても、環境にやさしい農業っていうのは本当かなという気持ちが自分の中に生まれてきまして。

 なので、うちはなるべく機械は使わず出来る限り手作業でやろうと思っていて。先ほどお話した、マルチ(ビニール)などの工業製品もできるだけ使わないようにしています。もちろん、全てを完全にゼロにはできないんですけども、極力使わないようにしています。

 そうした形で、工業製品や機械を使わず作った野菜を、私は”低炭素野菜”って呼んでいます。

ーー低炭素野菜。素晴らしいコンセプトですね!

ーー農業は面白いですか?

  おもしろいです!おもしろいし、飽きない!実は自分は結構飽きっぽいんですよ。東京で暮らしていた時も引越しを7回位していますし(笑)

ーー7回もですか!(笑)

 家族が「またぁ!?」って言う位。2年に1回は引越してましたね。務めていた会社も、最初の会社は・・・

7年で辞めて、次は5年、次は1年みたいな。

それでも畑仕事は次々といろんなことが起こるので、飽きないですね。毎年天候が違ったりするだけでやる事もやる時期も変わってくるので。常に考えて頭を使わなければならないんですよ。

ーー自然環境に左右されるというのは、農業の特徴でもありますね。

 野菜が今暑いのかな、寒いのかな、どうなのかなって、肥料足りてるのかなって。そういうなんか、ちょっと野菜の気持ちを考えながらやっていくところの面白さもありますね。この子たちは良い感じだ!みたいな。

ーー何か車さんの楽しみが伝わってきます。

 楽しんでますよホント!

ーー農業をやられる上で逆に苦労したこと、大変だったことはありますか?

 苦労はいっぱいありますよ。小さい苦労だらけ。今目の前の畑に雑草が生えているんですけど、これもまた大変ですね(笑)

ーーなるほど(笑)

 私、毎週YouTubeを撮るんですよ。そのYouTubeを使って、こういう人間がこういう所で、こういう喋り方で、農業をやっていますっていうのを発信すると、お客さんは私のことをすごく理解してくれます。

 その動画をキッカケに自分のことを好きになってくれた人は・・・

お野菜をずっと買ってくれたりしますね。

ーーたしかに、その方の人柄が伝わりやすい動画などで、どんな場所でどんな人が自分の食材を作っているのかがわかると良いですよね。

 そうなんですよ。たまに、遠いところからわざわざ畑に来てくださるお客さんもいらっしゃいます。

ーー丹誠込めて育ててきた作物をいざ収穫するってなると、やっぱりワクワクしますか?

 ん〜、例えばですけど、農家を”収穫が楽しいってタイプ”と”育てるのが楽しいってタイプ”の2つのタイプに分けるとするじゃないですか。僕はどちらかというと後者のタイプなんですよね。

 もともと植物が好きだったんですよ。小さい頃からお花とかが好きで。

ーーそうだったんですね。

 これは人によりけりなんだと思うけど、実は自分は収穫ってあんまり好きではなくて、育てることが好きなんです。できることなら(農作物たちを)このまま放置させてあげたい、命をまっとうさせてあげたいって思います。

ーー摘み取るのではなく、生物としての命のまっとうですか。

 そうですね。命としてまっとうさせてあげたいって思いますね。隣町で農業をやってる知り合いは、「収穫って楽しいですよねー。自分の頑張った成果を実感する楽しみがありますよねー。」って言うんですけど、私は何かピンとこなくて(笑)あっ、自分は(農作物を)育てることが好きなんだって、知り合いの農家さんの一言で実感しましたね。

ーー車さんが理想とされる世界について教えてください。

 例えばなんですけど、無農薬・無化学肥料でつくるうちの人参の直売所の販売価格って1本いくらだと思いますか。1本33円、3本100円くらいですよ。

ーー一般的な有機野菜のお野菜にしてはかなりリーズナブルな価格だと思います。

 うちはちょっと安めに設定しています。ぼろ儲けするつもりもないですからね(笑)有機野菜だから高くて手が出せないというよりは・・・

うちで採れた野菜をいろいろな人に食べてほしいんですよね。

 将来的には、有機野菜とか無農薬とか、何にも気にしない主婦の方がスーパーで手にする野菜が、無農薬の野菜だったら嬉しいなって思います。

ーーそれは素敵なことだと思います。

 だから、うちはできるだけリーズナブルに質の高い安心できる食材を提供しようと思っています。無理じゃないと思うんですよね。今スーパーの廃棄率って何%かご存知ですか?30%ですよ!それでも数字的には良いほうで。

 例えば、この廃棄率を減らす事ができれば、その分コストも減らせて、中間マージンも少なく出来て、販売する食材の大部分を無農薬のお野菜に変えるってこともできるんじゃないかと。

ーーそれだけ廃棄する量が多いのですね。

 お米だってそうじゃないですか。米余り、米余りって言われていて、もっと量を減らせばいいのにと思うのですが、実際のところは、生産者は反収(一反あたりの収量)をあげようとして、薬や肥料をどんどん使っているのが現状です。

  少し考え方を変えれば、無農薬低炭素の農業というのは実現できるはずなので。そういう風に考えてくれる人が生産者にも消費者にも増えてくれると良いなぁと思いますね。