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はるひ畑

主要品目の栽培スケジュール

1月2月 3月4月 5月6月 7月8月 9月10月 11月12月
トマト
ミニトマト
スナップエンドウ
ズッキーニ
ほうれん草
にんじん
万次郎かぼちゃ
さつま芋
干し芋

Farmer Profile

杉本 和也
(すぎもと かずや)

杉本 和也

高知県長岡郡生まれ。プログラマーの会社で働いた後、自然と関わるような仕事がしたいと、会社を退職。トマトの有機栽培農家だった親戚のもとで勉強をした後、標高600mを越える高知県大豊町にて、はるひ畑をスタート。現在では、有機JAS認証を取得し、トマトを中心に、無農薬・無化学肥料の野菜作りに研修生2名と共に取り組んでいる。家族は、奥さんと4人の子ども。

元気な野菜を育てる有機農業

 樹齢3千年の日本一の大杉や時には雲海が見える山の上に、はるひ畑さんの圃場はあります。南国高知のイメージとは違い、夏場でも涼しく、冬には雪の積もる土地で、甘味だけでなく、旨みや酸味も感じられるトマトを軸に有機栽培で元気なお野菜を作られています。その穏やかな表情に秘めた、農業に対する熱い想いについて伺ってきました。

高島 勇志

担当:高島

ーー農業をやられる前は何か別のお仕事をされていたのでしょうか?

 その前は高知県でプログラマー(SE)をしていました。

ーープログラマーのお仕事からなぜまた農業をやろうと思われたのでしょうか?

 何かもうちょっとこう自然に近いことをやりたいなぁっていうのがあって、なかなかIT業界やと・・・

朝日を見て、次帰る時にはもう太陽を見ないとか。あとはずっとパソコンの前に座りっぱなしやしねぇ。

ーー就農される前にどこかで農業の勉強などされたのでしょうか?

 トマト農家だった親戚のおじさんのところで農業、そしてトマト栽培について勉強させてもらいました。

ーーおじさんは有機栽培をされていたのでしょうか?

 おじさんのところは、有機JAS認証は取得していなかったんですが、有機栽培でやっていましたね。

ーー元々有機栽培をしようと思っていたのでしょうか?

 そうですね。ただ、いろいろと勉強してみると無農薬だから安全かというとそうでもない。植物が自分の身を守るために生物農薬みたいなのを体内に作り出すとか。有機栽培も奥が深いなと。

 そうした事実もあるので、個人的には無農薬や有機栽培でも虫には食われんように作るのが大切やなと思ってますけどね。

ーー肥料は何をやられてるんですか?

 肥料は場合によって違うんですけど、スナップエンドウは鶏糞を使ってて。あとは土壌分析してミネラル分を補給するという形ですね。この上に牧場があって、籾殻と牛糞堆肥を混ぜて自分で作ってみたりとかしてますね。あとは最近はトマトの残渣を粉砕して入れたりとか。

ーー栽培の一番のこだわりは何ですか?

 健康に育てたいなとは思ってますね。トマトなんかも水を絞りすぎたら甘くはなるけど、なかなか健康的なトマトかっていうとそうでもないので。

ーーはるひ畑さんの名前の由来は何でしょうか?

 はるひ畑という名前は少し変わっていますよね。一般的には○○農園という名前が多いように思います。ちなみに、「はるひ畑」は「はるひばたけ」と読みます。

 農家になろうと決意したときに、「農家にとって市場はもちろん大切なお客様だけど、最優先に意識しないといけないお客様はその先の消費者なんだと。その意識をはっきりと持ち、責任を持ってお野菜を生産するためにも、消費者に直接お野菜を届ける仕事をしたい。」そんな強い想いがありました。

 その思いを形にするためにはブランド名が必要だと感じたのですが、僕の姓は杉本なので杉本農園も考えましたが・・・

杉本農園は日本全国に既にたくさんあったんですよ。

ーーたしかに、杉本農園だと他にもたくさんいらっしゃりそうですね。

 やはりお客様に名前を覚えて頂くためには、個性のある名前でなくてはならないので。

 幾日か思い悩むうちに、娘の名前を組み合わせてみてはどうだろうと思い付きました。僕には2人の娘がいますが、自然が好きだったので娘の名前には自然を連想する漢字を使っていました。自然農法にはぴったりなんですが。

 娘の名前は陽菜(ひな)と晴香(はるか)です。2人から1文字ずつもらうことにしました。晴陽畑!そうだ「はるひ畑」にしよう。それが「はるひ畑」という名前の由来ですね。

ーーお客さんとの直接のやりとりを大切にすること、自然を重視した農法など、杉本さんの営農に対する想いがつまったお名前ということですね!

ーーはるひ畑さんでは肥料はどのようなものを使われているのでしょうか?

 場合によって違うんですけど、スナップエンドウの場合は、鶏糞を使っています。あとは土壌分析をして、土壌に不足しているミネラル分を補給するという形ですね。

 堆肥については、自分の畑の近くにある知り合いの牧場があって、籾殻と牛糞堆肥を混ぜて自分で作ったりしていますね。あと、最近はトマトの残渣を粉砕して入れるなど、循環する有機物を利用した栽培を行なっています。

ーー栽培にあたっての杉本さんの一番のこだわりは何ですか?

 まずは何と言っても作物を”健康に育てたい”と思っています。最近はとにかく甘いトマトが人気だったりするんですが、トマトなんかも水を絞りすぎたら甘くはなるけど、じゃぁそのトマトが健康的なトマトかっていうとそうでもないので。

ーー北京ダックのようなものですね。脂肪分を増やすために鳥をとにかく無理やり太らせるみたいな。

 まさにそんなイメージですね(笑)

ーートマトはハウスで栽培されているのでしょうか?

 この地域は高知県のイメージとは少し離れいて、外気温やったら毎年夏は30度いく日が2、3日しかないんですよね。トマトは実は暑さにも弱いので、こういう標高の高いところが栽培に適しているんですよ。

 これくらい山の上だと(標高が高いと)夏場でも涼しいのでしょうか?

ーー美味しいトマトをつくるために大切な要素は何でしょうか?

 1つはやっぱり夜に気温が下がるっていうのはポイントですね。昼夜の気温差が大きいということ。あとは、この辺りの土は赤土なんですけど、トマトの栽培にはこの赤土が適しているんですよ。

ーー消費者の方へ伝えたいことはありますか?

 うちは何て言うか、有機栽培でこだわってるので、価格もすごく高くして売ったりとかはそんなにしてないんですよ。とはいえ、やはりスーパーで売っているような大量栽培型の慣行栽培のものと比べると少し高くはなってしまうんですが。

 有機栽培だからといって値段を高くして売っちゃうと、結果的にすごい食にこだわりを持っている人か、もしくはお金がいっぱいあるような人しか買えなくなると思うんですよね。

 でも、そういう人達だけじゃなくて・・・

有機かそうじゃないかとか気にせず買う、その辺のふつうの方が普通に買って食べてって言うのでも良いんじゃないかと思っています。

 食にこだわっている消費者の方も、そうじゃない消費者の方も、自分の作った作物で食べてくださった方の健康に役立てるならそれだけでうれしいという想いがあるので、出来る限り、商品の価格も抑えて販売するようにしています。

ーー杉本さんが作るこだわりのトマトの特徴について教えて頂けますか?

 それぞれの季節によってトマトの味は若干変わってはくるのですが、うちのトマトの特徴は、やっぱり甘味だけじゃなくて、旨みや酸味など美味しさのバランスの取れたこだわりのトマトというところですね。

ーー美味しいトマトの見分けるポイントってありますか?

 一応見分け方としては、よく言われてるトマトのお尻のところに、こうスジが見えたりしているもの。スターマークとか言うんですけど。

 あとは同じ生産者が作ったものなら、やっぱり見た目が綺麗な方が良いと思いますね。生産者が違ったらまた別ですけど。

 よく形が曲がっているような野菜でも、味は一緒だからっていう話はあるんですけど。個人的には、形が曲がっているってことは、作物の成長中に・・・

何かしらのストレスがかかっているとか、栽培期間中に作物にとってちょっと嫌なことがあったからだと思っていて。

 やっぱり養分も十分に吸収できていて、受粉も綺麗にいって、水も良い具合に与えられていたら作物は良い形のものが出来ると思うので。だから、僕からすると、例えば、A品とB品みたいな規格の違いで値段に差が付くのは良いんじゃないかと思っています。

ーー杉本さんが営農を行なわれる上で、心掛けていることはありますか?

 今は一つのことを決め付けずに、色々試して、勉強するようにはしてますね。無農薬や有機栽培とかになると、生産者さんによっては宗教じみてくることもあるじゃないですか。

 でもすべてのことに疑問を持って、常に本当にこれでいいのかなとか考えながらやるようにしていますね。

 有機JAS認証についても、有機栽培をやられている生産者さんの中には、結構あーだこうだと批判する方もいらっしゃるのですが、やっぱり基準がないよりかはあったほうが良いと思うので。

 正直な生産者さんや流通業者さんだけだったら良いですけど、残念ながら実際はそうではないので。第三者がしっかりと判断するような基準が必要なんじゃないかと思っています。

ーー農業を始めるにあたって始めから有機JAS認証を取ろうと思われていたのですか?

 そうですね。有機栽培で作っていても、認証をとっていないと有機って言えないもどかしさがあったので。費用もかかって、審査も大変ではあるんですが、やっぱりしっかり認証を取っておこうと思っていました。

ーー杉本さんにとっての農業の魅力というか、面白さについて教えてください。

 まずはやっぱり自然に近いのが一番じゃないかな。前職では一切感じることのできなかった四季の変化とかも感じることができて。あとはやっぱり農業の育てる楽しみっていうのはありますね。

一方で、常に自然と対峙する仕事でもあるので、作物がちゃんと育つかな?という心配は常にありますね。あとは、人を雇いながら栽培をしているので、だんだん恐怖に変わってくることはあります(笑)給料をちゃんと払えるのか、みたいな。

ーーこれまでに失敗したり、大変だったことはありますか?

 やっぱり有機栽培なので、これまでに病害虫とかは一通り経験してきましたね。トマトなんかは一回の栽培周期が長いので、病害虫などが発生すると本当に大変ですね。基本的に、お野菜など1年に1回、多くても2回くらいしかチャレンジできないというのは、農業が難しい点の一つですね。