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POCO A POCO FARM

POCO A POCO FARMのイチオシの野菜

自然の力がたっぷり!旬の野菜BOX
自然の力がたっぷり!旬の野菜BOX

無農薬・無肥料でタネとりを基本に栽培した自然農法のお野菜です!一つ、一つがそれぞれのお野菜の個性を最大限に活かした味の濃い食材となっています。

旬と自然のエネルギーを感じながらお楽しみください!

主要品目の栽培スケジュール

1月2月 3月4月 5月6月 7月8月 9月10月 11月12月
スナップエンドウ
タマネギ
ジャガイモ
人参
キュウリ
ミニトマト
ナス
ゴボウ
大根
ほうれん草
ブロッコリー
ピーマン

Farmer Profile

和知 健一
(わち けんいち)

橋本 進

茨城県那珂市出身。元々はメーカーに勤務するも、バブル崩壊の不況の中で、会社のリストラ遂行を任される。一度の人生、本当に自分のやりたいことをしたい、という想いのもと、会社を自ら退職し、農業の世界を志す。大学入学、青年海外協力隊におけるメキシコでの現地営農支援を経て、茨城県那珂市でPOCO A POCO FARMをスタート。あくまでも自然本意の農業を貫くそのスタイルには、周辺の有機農家も一目を置く。家庭では、三児を育てる頼れる父の側面を併せ持つ。

壮大なロマンを種に見いだす自然派農家

 とにかく他己的という言葉がピッタリの生産者さん。小さい頃に祖父母の元で体験した、生き物に溢れる楽しい農業を目指し、畑に住むすべての生き物、そして、個々の野菜の個性を尊重する営農スタイルを貫かれています。そんな和知さんに、農業をはじめたきっかけ、農業の魅力についてお話を聞いてきました。

上村 聖季

担当:上村

ーー農業を始めた理由は何ですか?

 元々はメーカーで勤務していたんですけども、ちょうどバブルが崩壊した頃に、働いていた会社の中で、40代以上の社員を中心に大量のリストラが行われたんですよ。そのときに自分はリストラの対象となる社員へ会社を辞めてもらうように話をしにいく大変な役を任された。

 リストラの対象となる社員から、「今まで会社の為に尽くしてきたのに、結局はこんな仕打ちをされるのか」みたいな話を何十人と聞いていく内に・・・

それが全然他人ごとのように思えなくなってきて、ああ、自分もこの先同じようなことが起こる可能性もあるんだって。そうなるくらいなら、自分が本当にやりたいことをやるべきだ、そう思ったんですよ。

 そんなとき、自分が小さかった頃の楽しかった経験が頭の中にずっとあって。それは、農業をやっていた祖父母の家に家族で農作業を手伝いにいっていたときの記憶でした。当時は田植えから草取り、収穫まで全て手作業でやっていました。

 子どもだった自分にとって、祖父母や家族と農作業をしながら畑や川の生き物を捕まえたりと、すごく楽しかったんですね。その記憶がすごく強くて。それが農業をやろうと思った一番の理由でした。

ーーその後、会社を辞めて就農されたのですか?

 いえ。会社を辞めたといっても農業に関しては素人ですから。まずは農業をしっかりと学びたいと思い、1年間ほど昼間に仕事をしながら夜勉強をするという生活を送り、大学受験をして農学部に入学しました。

ーー–––大学に入られたのですね!

 はい。若い子たちに混じって授業を受けていました(笑)

ーー大学の農学部というとどちらかと有機栽培というよりは、効率性を求める慣行栽培の研究というイメージがあるのですが、有機栽培を選ばれた理由は何だったのでしょうか?

 農学部では、農業を実践しながら、主に遺伝子についての勉強をしていました。仰る通りで、大学の授業の実習では慣行栽培がメインだったのですが、週末に毎週農業をお手伝いしに通っていた先が有機栽培の農家さんだったんですね。

 そのときに純粋に、理屈ではなく感覚で、自分は慣行栽培よりも有機栽培の方が好きだと感じたんですね。

ーー大学を卒業後はそのまま就農されたのですか?

 いえ。大学卒業後は青年海外協力隊として2年間メキシコへトマトの施設栽培を手伝いに行っていました。

ーーメキシコですか!なぜ青年海外協力隊へ参加しようと思ったのですか?

 日本で就農をする前に海外の農業を勉強することで自分自身の視野を広げたかったからですね。

 あとは途上国などの環境が厳しい国で農業が出来れば、気候風土にも恵まれて、自分の生まれ育った日本での農業なんてそんなに難しくないんじゃないかなとも思っていました。

ーーこれまでの和知さんのパターンでいくと帰国後すぐに就農という訳ではなさそうですね?(笑)

 帰国後はさすがにしっかり就農しましたよ(笑)

 はじめは土地探しにとても苦労したのですが、知り合いの方のツテでなんとか畑を借りることができ、無事就農しました。

ーー農薬だけでなく、肥料も使わない自然栽培を選ばれた理由はなぜですか?

 元々、就農1年目は自然栽培ではなく、有機栽培をやっていました。ただ、有機栽培で使用するマルチ(雑草などを抑制するために使う黒いビニール袋)に個人的に抵抗があり、出来るだけ自然に即した形で農業をやりたいなという想いがありました。

 できれば、人工的な素材や原料で出来た農業資材を使わずに、畑に住む生き物たちが生き生きと暮らせるような農業がしたいと思っていて、それはやっぱり小さい頃に体験した”生き物で溢れた楽しい農業”という記憶が自分の中で大きかったのだと思います。

ーー和知さんにとって、農業の魅力とはどのようなところですか?

 まずはやっぱり自分が種から育てた作物が飲食店のシェフの方や個人の方に食べてもらって、美味しいと言ってもらえるときは最高にうれしいですね。

 あとは僕自身、昔からすごく植物が好きなんですよ。植物ってその背景にすごい大きなストーリー(歴史)があるじゃないですか。

 日本に今ある野菜というのは、ほとんどが海外から・・・

 何百年、何千年とかをかけて伝わってきたものなんですよ。

 例えばトマトなんかはスペインが植民地時代に南米大陸から世界中へ種を持ち出したものが様々な品種に別れて、今の日本に伝わってるんですよね。

 そういうふうに、種が長い年月をかけて代々受け継がれていると考えたら植物ってすごいロマンがあるじゃないですか。

 なので、自分は1年とか期限のあるF1とかの作られた種じゃなくて、出来る限り自家採種した種にこだわりたいという想いがあります。

ーー和知さんが今後目指される営農の姿はどのようなものでしょうか?

 農業にはいろいろなやり方があるかと思いますが、僕の原点はやっぱり小さい頃に祖父母の農作業を手伝った当時の生き物で溢れた農業。特に僕が将来つくりたいのは、子どもたちが生命の命に触れられるような農場です。

ーー生命の命に触れられる農場とは、もう少し具体的に言うとどんな農場でしょうか?

 特に都会に住むこどもたちを中心に、今のこどもたちは生き物の命に触れる機会が・・・

 昔と比べて圧倒的に減っているような気がするんですよ。

 やっぱり命の儚さや尊さを知る人間になるためには、小さい頃にどれだけ命を持った生き物に触れ合っているかが重要だと思っています。

 なので、こどもたちが自分の畑にきて、昆虫なり、カエルなり生き物に触れ合うことで命というものがどういうものなのかを学ぶことができるような農場にしていきたいと思っています。

 なので将来的には畜産という意味ではなく、多様な生物と触れ合える場として、畑で牛や豚、ニワトリなども飼いたいなと思っています。

ーー和知さんがつくるイチオシの野菜は何でしょうか?

 どれも自然の力を活かした作物なので全てオススメなのですが、強いてオススメをあげるとすれば夏場のズッキーニとトマトですかね。中身も味もしっかりとしていてオススメの野菜です。

 僕はどんな野菜もそれぞれの個体の力に任せているし、特に人工的に手を加えて作物の成長を手助けするわけでもなく・・・

本当に自然のままに作物を育てています。

 甘い野菜はとことん甘いし、逆に苦みを持った野菜は良い意味で苦みが際立つようなそんな力強い野菜です。

 なので、僕の農場で作る野菜は全て生命力に溢れた野菜だと自負しています!